奥が深いストーリーに仕上がっている「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」

全世界で爆発的なヒット作品として知られている「スター・ウォーズ」シリーズですが、その中でも「エピソード3/シスの復讐」は映像のすごさやアクションシーンだけではなく、興味深いストーリーが印象に残る作品です。この映画のテーマは「スター・ウォーズ」シリーズに欠かすことのできない「ダース・ベイダー」の誕生秘話です。もともとは宇宙の平和を守るための「ジェダイの騎士」として活躍していた主人公「アナキン・スカイウォーカー」が、組織の中で自分が認められないというもどかしさ、そして最愛の妻を亡くすかもしれないという不安な気持ちにより、徐々に心が変化していく様子が描かれています。さらに心が揺らいでいるその時、権力と力を有する邪悪な人物、「パルパティーン」にそそのかされ、二人で宇宙を征服しようという誘いに乗ってしまうのです。
「パルパティーン」は「アナキン・スカイウォーカー」に対し、ダークサイドに足を踏み入れれば権力を得ることができ、尚且つ妻を救うことができると述べます。そしてこの言葉を信じ、「アナキン・スカイウォーカー」はダークサイドに陥り、「ダース・ベイダー」となるわけです。これまで「アナキン・スカイウォーカー」は妻が苦しみ、最後に死んでしまうという夢を何度も見てきました。そして残念なことに、この夢が現実のものとなってしまうのです。しかも妻が死んだ原因は最愛の夫がダークサイドに陥ったことによる悲しみでした。つまり「アナキン・スカイウォーカー」は独り相撲をとっており、結果的に彼が妻を殺してしまったのです。この事実を知った彼は怒りと悲しみによって覚醒し、さらなる力を得て宇宙征服に挑むところで映画は終了します。
このようなストーリー展開は、現在社会に生きる人たち全てが学べる大切な点を教えていると感じました。誰でも不安な気持ちになることがあるということ、そしてその不安が最高潮に達したときに何かにすがりたいという思いが強くなり、状況によっては間違った道に足を踏み入れてしまうというという点です。そして間違った道を選択したとき、家族や友人などの親しい人たちを悲しませてしまう結果になるという点も忘れてはなりません。この映画はアクションシーンがすごいだけでなく、非常に興味深い内容となっています。